11/14(金)、新宿ピカデリーで開催されたシネマ歌舞伎『朧の森に棲む鬼』完成披露上映会へ行ってきました!脚本:中島かずき、演出:いのうえひでのりという新感線×歌舞伎の黄金タッグが贈る、今年で20周年を迎えるシネマ歌舞伎の最新作。🔗幸四郎版は 2026年1月2日(金)から、🔗松也版は 1月23日(金)から東劇をはじめ、全国の映画館で公開されます。詳細はシネマ歌舞伎公式サイトへ🔗歌舞伎NEXT 朧の森に棲む鬼(幸四郎版)🔗歌舞伎NEXT 朧の森に棲む鬼(松也版)上映会では、本作でライを演じた松本幸四郎さん、尾上松也さんが登壇し、ここだけの秘話を語ってくれました!今回はその“興奮のおすそ分け”をさせてください。
舞台上でも印象的だったキャラクターの「目」。完成披露で松也さんが語っていた通り、“目の特殊効果”がスクリーンだと驚くほど鮮明!『朧の森に棲む鬼』のラストシーンでは「目に特殊効果を施している」んだそう。
歌舞伎NEXT第二弾として上演された本作が、来年1月にシネマ歌舞伎として上映!しかも主演・ライを「幸四郎版」「松也版」で連続上映という贅沢仕様。
驚きなのは、主演していない回では、もう一方が「サダミツ・サダミツ似の兵士」として出演していること!(笑)(幸四郎さんがダブルキャストと聞いて、自然と「松也さんのときはなにをしたらいいんですか?」と聞かれたことから、この形式が生まれたんですって。)
そしてこのサダミツ、なんと幸四郎さんは“轟天”の写真を鏡台に置いていたとか…!な、なんで…?なぜ“轟天”?気になる方は、ぜひ『轟天BOX』も併せてチェックしてみてください。イーオシバイで好評販売中です。
本作の原点は劇団☆新感線の舞台。松也さんは初演を観ていて、「あのライのセリフを言うことに高揚した」と語るほど思い入れが深いそうです。
「この世のどこに正義があるのかな」「これが本道だよ。俺は俺の欲望の道をまっすぐに行く。」などなど…初演でも印象的だった名台詞たちが、歌舞伎NEXT版だとまったく違う手触りになるのも面白さの一つ。
ツナ、シキブ、シュテンなど、キャストの違いも見どころ。特にシュテン役は、新感線版:真木よう子さん → 歌舞伎NEXT版:市川染五郎さんという大胆な変化。両作を見比べると、“物語の芯は同じなのに色合いが全く違う”という、この作品の奥深さが体感できます。初演版のDVDもイーオシバイで販売中!special editionを見ればさらに深く「朧の森」に浸れること間違いなし!
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新感線の音楽チーム(岡崎司さんら)と歌舞伎の義太夫。この二つの音の世界がぶつかり合って生まれるハイブリッド感は唯一無二!生で観たときも震えましたが、映像になるとその重厚さがよりクリアに迫ってくる編集になっているらしいです!必聴ですね!幸四郎さんは「シネマ歌舞伎の朧は、上演している舞台を素材として、スクリーンで観るための作品を作っているので、また新作の朧だと思って観て頂ければと思います。」と語っていました。舞台で朧を見た方も、新たな見方で楽しめる、映像化の醍醐味ですね!
シネマ歌舞伎を観る前に、観た後に、劇団☆新感線版『朧の森に棲む鬼』のDVDで物語の原点をチェックするのがおすすめ。
さらに、サダミツの“まさかのルーツ”がわかる『轟天BOX』なども、イーオシバイに勢ぞろい!✦劇団☆新感線版『朧の森に棲む鬼』DVD
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気になるタイトルから、ぜひ手に取ってみてください。シネマ歌舞伎『朧の森に棲む鬼』へのワクワクが倍増すること間違いなしです。以上、今月のコラムでした!次回もどうぞお楽しみに!
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