戯曲『朧の森に棲む鬼〈2024年版〉』

商品番号:EBRS043_01

K.Nakashima selection Vol.43
森は生き、森は狂い、人を愛し、人を憎む不朽の名作、待望の改訂版!
※本商品は書籍です。

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キャスト&スタッフ

【作】中島かずき
【演出】いのうえひでのり
【出演】松本幸四郎 尾上松也 中村時蔵 坂東新悟 尾上右近 市川染五郎 澤村宗之助 大谷廣太郎 市川猿弥 片岡亀蔵 坂東彌十郎
 

商品の詳細

ストーリー

いつとも知れぬ戦乱の世。
その島国には《オボロの森》があり、古い神はそこで《魔物》になるという。

深い森の中、飢え乾いて眼をぎらつかせ、野良犬のごとく屍の山を漁る男が一人。その名は《ライ》。我欲をむき出しにして舌先三寸、女や金を騙し取る日々。今は落武者狩りで屍から金品を奪っていた。そこへ聞こえる、轟々たる水音。分け入った先には巨大な滝と無数の髑髏。

そこに現れる《オボロの魔物》。悪の素質を見込んだか、魔物は《ライ》の奥底にある欲望を呼び覚ます。それは、この国の王座を我がものにすること――お前の生き血――命と引き換えにこの国の王座を与えよう思いがけない運命の変転に奮い立ち、条件つきで魔物と契を交わす《ライ》。俺が俺に殺される時が来たら、おとなしく命をくれてやる魔物が与えた〝オボロの剣〟は、《ライ》の舌に合わせて動き、人を斬っては赤い血の雨を降らす。血の雨はこの世を嘘に染め上げ、《ライ》の嘘に心を射抜かれた人々は、その思惑に絡め取られ滅ぼされてしまう。

現世を地獄に変えてのし上がり、ついに王座に手をかける《ライ》。だが、それこそが破滅の始まりだった――。

解説

森は生き、森は狂い、人を愛し、人を憎む 突然現れた森の魔物《オボロ》の声に導かれ、その男の運命が変わる。 三人のオボロたちと命を賭けた契りを交わし、ライは王への道を歩む。その赤い舌が生み出す言葉と魔物にもらったオボロの剣によって、「俺が、俺に殺される時」まで。不朽の名作、待望の改訂版! 

松竹と劇団☆新感線がタッグを組み市川染五郎(現:松本幸四郎)がライを演じ2007年に初演された傑作が、17年の時を経て歌舞伎の新たなるステージに蘇る!シェイクスピアの名作『リチャード三世』を下敷きにした、嘘と欲望に支配される男の物語を活字でもご堪能ください!

公演情報

東京:2024年11月30日(土)~12月26日(木)/新橋演舞場
福岡:2025年2月4日(火)~25日(火)/博多座

仕様

[判型]
四六判(単行本サイズ)

[製本]
上製本(ハードカバー)

[ページ数]
216ページ

[出版社]
論創社

[ISBN]
978-4-8460-2496-3
(c)Kazuki Nakashima

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