音楽界で確固たる地位を築き、数多くのヒットナンバーを生み出している
天才作詞家・詩人である森 雪之丞さん。
《雪之丞一座～参上公演》と銘打たれていることからわかるように、
本作は、雪之丞さんの「オリジナルロック・オペラを作りたい」という長年の夢が、
実現した作品でもあります。雪之丞さんが綴る瑞々しいリリックは、
今回「歌詞」という枠を飛び越して、セリフや作品の世界観にまで響き渡ります！

その雪之丞さんの25年来の盟友として、本作の音楽を支えるのは布袋寅泰さん。
ロックバンド＜BOφWY＞のギタリストとして、日本ロック界で知らぬ者はいない
まさに伝説的なギタリスト！
その布袋さんが、雪之丞さんの言葉を乗せる全19曲を作曲！
ロックファンにはたまらないコンビです。

雪之丞さんのコトバと布袋さんの音楽を、演劇として昇華させたのは、
劇団☆新感線の演出家・いのうえひでのりさん。
音楽にこだわり続け、小劇場という枠を超えた新しいエンターテインメントを
追求してきたいのうえさんだからこそ実現可能だった、
まさに夢の舞台が『サイケデリック・ペイン』なのです！

物語の舞台となるのは近未来。
人気ロックバンド“サイケデリック・ペイン”のヴォーカル・詩音の前に、
自分を天使だと名乗る謎の美女・ソフィが現れる……。

このバンド“サイケデリック・ペイン”による生演奏も本作の見所の一つ！
ヴォーカル・詩音役の福士誠治さん、ギター・魁人役の綾野 剛さんをはじめとする
バンドのメンバーが、公演前より何度もリハーサルを繰り返し、ぶつかり合い、
成長を重ねていく様は、雪之丞さんをして「まるで本当に新しいバンドを
プロデュースしているみたいだ」と言わしめるほど。
彼らの迫真の演奏に、観客はそこがまるでライブハウスかのように熱狂し、
歓声を上げました！

そして天使・ソフィ役の北乃きいさんの、これが初舞台とは思えないほどの存在感で、
儚くも健気で可憐な演技は、雪之丞さんが描く《天使と悪魔》の世界観を見事に体現。

そのほか片瀬那奈さん、内田 慈さん、右近健一さん、菅原永二さん、
橋本じゅんさんと、演劇界の力強い実力派・個性派がズラリと揃い、見所満載です！

上映前に公開されたＰＶ映像。
その出来は、単なる舞台のプロモーション映像の枠を超え、まさに一つのバンドの新曲ＰＶに匹敵するクオリティでした。
今回、特典映像ではこのＰＶ撮影の裏側に潜入。その現場を紹介します。

またUSTREAMで期間限定配信されただけの記者会見の様子や、大阪千秋楽のカーテンコールの様子など、一部の方しかご覧頂けなかった貴重なシーンを収録！
ファンならずとも、必見な映像ばかりです！