そんな中、結婚生活に不満を募らせた妻のルイザに離婚を切り出されてしまう。グイドは妻との関係修復とスランプ打開の為、ルイザを連れてベネチアへ逃亡。スパのマリアが誘うベネチアの温泉で癒しの時を過ごす筈が、グイドの新作と離婚危機スキャンダルを嗅ぎつけたマスコミが押しかけてきて休まる暇もない。その上、グイドの愛人カルラが追って来て妻との溝も深まるばかり。
挙句に映画プロデューサーのラ・フルールがアシスタントで評論家のネクロフォラスを伴い脚本の催促にやってきた。撮影は4日後に迫っている。
女性たちに翻弄され現実から幻想の世界へと迷い込んだグイドは、少年時代に戻り母の元へ。
さらには自身の性を目覚めさせた娼婦サラギーナとの出会いへと思いを馳せ、失った愛を追い求める。
迷走するグイドは、成功の鍵となる自身のミューズ、女優のクラウディアに新作映画への出演をオファーするが…
演出・藤田俊太郎と主演・城田優が初タッグで伝説の作品に挑む!
スランプの映画監督と彼を取り巻く女性たちの"愛の物語"