『髑髏城の七人』Season花
[出演] 小栗旬 / 山本耕史 / 成河 / りょう 青木崇高 清野菜名 / 近藤芳正 / 古田新太 他
天正十八年(1590年)、初頭。戦国の雄・織田信長の命運が尽き、豊臣秀吉の手によってようやく天下統一がなされようとしていた頃―― かつて潰えた見果てぬ夢に今なおとらわれ続けている、三人の男がいた。
鉄扇を手に飄々と野を行く着流し姿の男。空をゆく浮雲のように自由だが、目には言い知れぬ怒りを宿す。その男の名は――浮世の義理も昔の縁も三途の川に《捨之介》。
「野心に生きるは遅すぎる。女に生きるはうぶすぎる。夢に生きるは切なすぎる」――冴えた満月を背に、自分を嗤うように呟くは、関東一の色里、「無界」の住人、人呼んで《無界屋蘭兵衛》。
そして非道の鉄機兵二万を擁する関東髑髏党を率い、秀吉の天下を覆さんと暴虐の限りを尽くす巨魁。漆黒の鋼の鎧を身に着け、不遜にも天魔の御霊を名乗る男、《天魔王》。
秀吉軍、総勢二十万の大軍が天魔王征伐のために兵を挙げたころ、運命の糸に手操られた三人の男たちが、砂塵舞う関東荒野で再び相まみえる。そしてその時、「無界」に集う者たちに血の匂いが漂い始めた。
この色里きっての花魁にして女伊達、会って極楽遊んで地獄、男殺しの《極楽太夫》。この色里を守るため、女たちとともに銃を手に取った。「乱れに乱れた世の中だから、曲げちゃいけねえ筋がある!」そう声を挙げるのは、ド派手な成りで暴れまくる関八州荒武者隊を率い、惚れた女を守り抜く若き傾奇者《兵庫》。悲しい過去を記憶の底に押し殺し、髑髏党から追われる女、《沙霧》。その懐には、天魔王の命運を握る極秘の絵図面を忍ばせている。例え裏切り者と呼ばれようと、己の心は裏切れぬ。風を読み、時の流れに目を凝らし、変幻自在に戦場を駆け巡る男、《三五》。「無界」という色里が気に入った男がもう一人。三界に枷なしのやせ牢人、《狸穴二郎衛門》。彼もまた強大な敵に、無謀な闘いを挑もうとしている。
捨之介は孤高の刀鍛冶、《贋鉄斎》のもとへ向かった。そして鋼の鎧をも切り裂く剣――「斬鎧剣」を打ってほしいと頼み込む。だがその頃、何事かを心に秘めた無界屋蘭兵衛が、ひとり密かに、天魔王を訪ねる。かつて潰えた、そして共に見た夢を今こそ叶えんとするその言葉に、次第に蘭兵衛の表情が変わっていく……。
関東荒野に忽然と浮かび上がる漆黒の城――髑髏城。鉄機兵が四方を固める天魔王の居城へ、捨之介たちが乗り込んでいく。「天」の意思を受け継ぎ、自ら新たな「天」とならんとする者へ向け、捨之介たち行き場のない者たちは、地を這いながら怒りの拳を振り上げる。切り裂かれた傷口から流れ落ちる赤い血は、やがて不毛の荒野に降り注ぎ、根を張り、芽を吹き、そして大輪の花を咲かせることができるのだろうか?
『髑髏城の七人』Season鳥
[出演] 阿部サダヲ 森山未來 早乙女太一 / 松雪泰子 / 粟根まこと 福田転球 少路勇介 清水葉月 / 梶原善 / 池田成志 他
戦国の雄・織田信長の命運が尽き、豊臣秀吉の手によってようやく天下統一がなされようとしていた頃―――関東の荒れ野に、ド派手に歌い踊る頓狂な痴れ者がいた。男の名は、浮世の義理も昔の縁も三途の川に《捨之介》。ボロをまとうその瞳には、しかし大いなる野心が宿る。
非道の鉄機兵二万を擁する関東髑髏党を率いて、秀吉の天下を覆し、この世に新たなる王土を築かんとする《天魔王》。関東の自由を守るため髑髏党の横暴に立ち向かう、色里「無界」の主人《無界屋蘭兵衛》。三者三様の時の輪が、奇なる縁に手繰られて重なり合ったその時、「無界」に集う者たちに血の匂いが漂い始める。
この色里きっての花魁にして女伊達、人呼んで、会って極楽遊んで地獄、男殺しの《極楽太夫》。信じるは己の才覚のみ。自在に戦場を駆け巡る男、《渡京》。関八州荒武者隊を率いて己の信じる道を突き進む傾奇者《兵庫》。その背中を追い続ける純朴な若者、《少吉》。そして極秘の絵図面を手に《天魔王》から逃げ続ける女、《沙霧》。そんな若者たちの行方を三界に枷なしのやせ牢人、《狸穴二郎衛門》が見守っている……。
関東荒野に忽然と浮かび上がる漆黒の城―――髑髏城。鉄機兵が四方を固めるその《天魔王》の居城へ、《捨之介》たちが乗り込んでいく。手にしているのは「斬鎧剣」。孤高の刀鍛冶、《贋鉄斎》が鍛えし業物だ。
「天」の意思を受け継ぎ、自ら新たな「天」とならんとする《天魔王》。果たして地を這う《捨之介》たちの滾る怒りは、絡みつく因果の糸を断ち切って、羽を広げ、空を舞い、天空を突き破ることができるのか?
『髑髏城の七人』Season風
[出演] 松山ケンイチ 向井理 田中麗奈 / 橋本じゅん 山内圭哉 岸井ゆきの / 生瀬勝久 他
時は戦国末期。巨星、織田信長が堕ち、その天下統一の野望を豊臣秀吉が今まさに叶えようとしていた頃――― 関東平野は荒れ野と化していた。二万の鉄機兵を擁する関東髑髏党が次々と村を蹂躙し、田も、畑も、人々の心も荒れ果てていた。
そんなある日、一帯に強い風が吹き抜け、砂塵の彼方に一人の男が姿を見せた。名を問われ、男は答える―――「浮世の義理も昔の縁も三途の川に《捨之介》」。しかしこの男には、どうしても捨てられない過去があった……。
その過去を知る男が「無界の里」と呼ばれる色街にいる。名を《無界屋蘭兵衛》。そこは、かつてこの地に流れ着いた《蘭兵衛》と、関東きっての花魁《極楽太夫》が、共に築き上げた救いの里。裏切りと謀略が渦巻く荒れ野の中、ここだけがただ一つ、心やすらぐ平和な場所だった。
その「無界の里」に突然、関東髑髏党の鉄機兵が襲いかかる。異形の鎧に身を包んだ、その首魁の名は《天魔王》。仮面の下に隠した素顔を見た者は、その命が尽きるという。そしてこの男の過去もまた、《捨之介》、《蘭兵衛》と重なっていた……。
乾いた風が、因果の風車をカラカラと回し、その風向きの命じるままに再び三人の男たちが巡り合う。やがて《捨之介》は「無界の里」を守るため、そして心にまとわりつく因果の糸を断ち切るために、《天魔王》の命を奪う決意をする。手にするのは孤高の刀鍛冶《贋鉄斎》が鍛えし業物、「斬鎧剣」だ。
「無界の里」に集う者たちもまた、《天魔王》打倒に立ち上がる。関八州荒武者隊を率いる若き傾奇者《兵庫》。極秘の絵図面を手に《天魔王》から逃げ続ける女、《沙霧》。そして諸国流浪のやせ牢人《狸穴二郎衛門》……。
関東荒野に漆黒の城、髑髏城が浮かび上がる。鉄機兵が四方を固めるその《天魔王》の居城を、ある夜、《蘭兵衛》が密かに訪れる。するとその目前で、《天魔王》がゆっくりとその仮面をはずした。果たして、《蘭兵衛》が目撃した、その《天魔王》の正体とは―――
『髑髏城の七人』Season月
【上弦の月】福士蒼汰 早乙女太一 三浦翔平 須賀健太 平間壮一 / 高田聖子 / 渡辺いっけい 他
【下弦の月】宮野真守 鈴木拡樹 廣瀬智紀 木村了 松岡広大 / 羽野晶紀 / 千葉哲也 他
時は戦国、天正十年六月。天下統一を目前にした織田信長が本能寺で命を落とした数日後、燃え盛る安土城の天守閣で、異形の南蛮鎧――「天魔の鎧」を手にする男がいた。信長の野望を継がんとするその男は、頬に不敵な笑みを浮かべる。「地を這う奸賊どもよ。髑髏城で待っている」
八年後、天正十八年。天下統一の夢は今や、豊臣秀吉が成し遂げようとしていた。残るは関東を制圧するのみ。しかしそこでは、黒ずくめの甲冑に身を包んだ、関東髑髏党の敵機兵たちが暴虐の限りを尽くしていた――。
その地に、番傘を手にした一人の男が現れた。弱き者が流す血の雨や涙雨に、傘を差し出そうとするその男、名を《捨之介》。この地に来たのは、関東髑髏党の野望の前に立ちはだかるためだ。
そして髑髏党を憎む男がもう一人。関東一の色里、「無界の里」の主人、《無界屋蘭兵衛》。そこは敵機兵の暴虐から人々を守るための、救いの里だった。
二人の前に突然、関東髑髏党の党首が姿を見せる。その男こそ、あの「天魔の鎧」を手にした男、《天魔王》だった。
そして二人と志を同じくする若者たちが「無界の里」に集結する。
弱きを助け強きをくじく関八州荒武者隊の長《兵庫》。築城の名手、熊木衆の末裔《霧丸》。そして無界の里で一番の花魁、《極楽太夫》。さらには諸国流浪のやせ牢人、《狸穴二郎衛門》。
彼らとともに《捨之介》と《蘭兵衛》は、打倒《天魔王》を誓った。
月の光をさえぎる黒雲が、立ち込める関東平野。そこに漆黒の城、髑髏城が浮かび上がる。ある夜、何者かが密かにそこを訪ねた。《蘭兵衛》だ。そして《天魔王》は《蘭兵衛》を穏やかに迎えた……。
総勢二十万の兵による、秀吉の関東征伐が今にも始まらんとするとき、関東平野に再び会いまみえた三人の男たち。黒雲の向こうに見え隠れする、《天魔王》、《蘭兵衛》、そして《捨之介》の正体とは?
『修羅天魔~髑髏城の七人 Season極』
[出演] 天海祐希 / 福士誠治 竜星涼 清水くるみ / 三宅弘城 山本亨 梶原善 / 古田新太 他
時は戦国の世。国の覇権をめぐり、野心溢れる者たちが、飽くなき戦を繰り返した明日なき時代。血塗られた修羅の道を行くその女は、一人の男の胸の中に、希望の光を見た。この世をひっくり返し、戦のない新しい世を作る――。
男の名は、戦国の雄、織田信長。天へ駆け上らんとするその志に、女は自らの夢を託し、共に盟約を結んだ。その女は、歴史の裏側で暗躍する狙撃手。たった一発の銃弾で敵の心臓を正確に射抜く、名うての暗殺者だった。
それから十数年。信長の命運は京都・本能寺で尽き、その野心を継いだ豊臣秀吉が、ようやく天下統一を果たそうとしていた。そんなある日、一人の渡り遊女が、砂塵舞う関東平野に現れる。《極楽》と名乗るその女は、冷たい銃口を一人の男に向けた。
その男、関東髑髏党の党首、名を《天魔王》。この地で凶暴な武力を蓄え、秀吉の天下統一を阻もうとする男。《極楽》に暗殺を命じたのは、虎視眈々と秀吉の次を狙う智将、徳川家康だ。
しかし微塵もひるまぬ《天魔王》は、髑髏の仮面に覆われたその素顔を《極楽》の前に晒して見せる。それは限りなく……あの織田信長に似ていた!?
時あたかも秀吉軍二十万が《天魔王》殲滅を期して髑髏城に迫り、関東髑髏党擁する敵機兵二万との壮絶な戦が始まらんとしていた。風雲急を告げる漆黒の城。その中で《天魔王》と《極楽》を結ぶ縁の糸が絡み合い、やがて愛と憎しみに彩られた運命の歯車が、ゆっくりと回り始める……。
女は血塗られた修羅の道を行き、男はこの世の魔王たらんと天を目指す。果たして二人の見果てぬ夢の行く末は――。
《予約期間終了につき販売を終了しました》
※本商品はBlu-ray(ブルーレイ)です。
再追加受注生産・予約受付決定!
『髑髏城の七人』花鳥風月極、究極のコンプリートBlu-ray BOX!
ご要望にお応えし、再追加予約販売が決定!
※予約特典は対象外となります。
初回予約特典の「6枚組ゲキ×シネポスターカード&オリジナルステッカー」は、同梱されません。