2007年05月16日
■ 『血の婚礼』と、チラシのはなし
皆さま、こんにちは。店長のはらだです。
昨日、森山未來くん主演の『血の婚礼』を観に行ってきました。
いやー、すっごい濃密でした!
役者さんのテンションがそれぞれスゴいですね。
息苦しいような、肌がジリジリ焼けるような、静かすぎて耳鳴りがするような、まさにスペインなカンジの、強烈な光の中のどこまでもどこまでも暗く濃い影のような、そんな雰囲気の舞台でした。
未來くんがすっごい雰囲気ありましたよ。
ワタシは初めて観るカンジだったので、それはもうずっとドキドキドキドキ。
『メタルマクベス』のハイテンション王子とはまた違った、抑えに抑えて、でも抑えきれない何かが溢れ流れちゃってるカンジでステキでした。
東京は今週末まで、その後は全国各地をまわるようです。(公式サイト)
決して明るくハッピーではないですが、「なんか雰囲気のある芝居が好き」「スペイン独特の暑くて乾いたカンジが好き」「濃密なお芝居をガツっと観たい」という方にはぜひともオススメしたいです。
ところで、全然話は変りますが、イーオシバイドットコムのチラシがあるのはご存知ですか?
B5サイズで3つ折りになっていて、取扱商品がずらっと載っていて、アヒル店長や黒ねこ兄弟・テレビくんが活躍してるチラシです。劇場のチラシ束に折り込んであったり、イーオシバイドットコムでご購入の皆さまにお届けしたりしています。
↓こんなカンジの。

実は今度、そのアヒルや黒ネコに仲間が増えることになったんです!
以前のぷちE!でお伝えした通り、今回もイーオシバイの粘土職人・三文読者が制作しました。
じゃーん!これ。

リラッ●マに似ているのは内緒です。
チラシではどんな活躍を見せてくれるのか、どうぞお楽しみに!です。
(あれ、いつ出来上がるんだろう?)
ではでは、今日はこのへんで。
NODA・MAP番外公演『THE BEE』のチラシがツラい店長でした。
(チラシ束で突然出くわすと軽く心臓が止まります。スズメバチがこの世で二番目にキライなのです。ほんとは字面だけでも怖いのっす。。。)
◆店長への励まし・ご意見・ご感想など、お待ちしてます!→ tencho@e-oshibai.net
2007年02月02日
■ 広島行ってきます&鹿殺しはオススメですの巻
皆さま、こんにちは。店長の原田です。
あっという間に2月ですねー。
2月というと、寒さ的には本番なんでしょうが、なんとなく「冬ももう終わりだなー。春が近づいてきたなー。」とちょっとワクワクします。やっと暖かくなる。春がくるってことは、夏が近くなるってことなんだ!わーい。な感じです。まあこんなに早くからウキウキしてしまうと、4月くらいまでけっこう長いあいだ裏切られ続ける日々になるんですけど。まあ、ワタシが悪いんですけど。
さて、2月と言えば「ゲキ×シネ月間」ということで、いよいよ広島・東京での連続上映が始まります。
大スクリーンとハイクオリティな音響で楽しむ新感線作品というのはこれまた格別なので、今までDVDは封印してきたんですが、やっとたっぷり楽しむことができます。ふふ。皆さんはゲキ×シネ準備OKですか?
まずは、明日から広島ではじまる『髑髏城の七人~アカドクロ』。
2004年9月に上映スタートだったのでもう2年半になりますが、何回観てもホロリとくるし、笑っちゃうし、百人斬りでは手に汗にぎります。オープニングの「『三途の川に捨之介とくらぁ!』 ドーン!」は毎回背筋ぞくぞくモンだし。
そんなワケで、明日は約1年振りの広島。
ご来場いただける皆さま、劇場でお会いしましょう!
そして悩んでいる皆さま。観ないと後悔しますよ~。これは絶対、観た方がいいです。面白いですから。周りの人にも聞いてみてくださいな。きっと同じこと言われると思いますよ。
なお、ゲキ×シネ月間の模様は今後ちょくちょくお知らせしていくと思いますが、一足先にスタッフ日記で三文読者がご紹介してますのでそちらもぜひ読んでみてください。(店長が出遅れるとは何事か!な上に、さらに引用までしちゃいます。スミマセン。)
また、ゲキ×シネ情報ならここ!のゲキ×シネ公式サイトもご活用ください。
ところで、ゲキ×シネを間近に控えてけっこうバタバタしてるかなーと思いつつも、お芝居はちゃくちゃくと観にいっています。
以前ぷちE!でご報告した『トーチソングトリロジー』の後から昨日までで、こんな感じ。
ナイスエイジ(ナイロン100℃)
みんな昔はリーだった
虹(グリング)
僕を愛ちて。(劇団鹿殺し)
朧の森に棲む鬼
ロープ
TEXT(ラーメンズ)
どれもこれも面白かったんですけど、個人的には、劇団鹿殺しの『僕を愛ちて。』にはすごいビックリしました。どれくらいビックリしたかというと、2日後に当日券を買い足してもう1回観にいってしまったくらい。今までの観劇人生でそんなの1回しかやったことないです。これで2回目です。
とにかく、ワタシは、音楽と踊り(というか振り?動き?)がツボでした。あと、勢い。「なんかスゴいもん観た気がする」という気になれました。たぶんオープニングと最後のシーンは口が開きっぱなしだったんではないかと。いまだにふと気づくと劇中の音楽が頭の中を流れてたりします。キャッチィな感じがするんですよね。バリエーションも豊富だし。サントラCD欲しかったなー。でも売ってないんだものー。残念だなー。
というわけで、店長的にはいま「劇団鹿殺し」がオススメです。
残念ながら東京公演は終わってしまいましたが、これから大阪・神戸で公演があるそうです。
興味を持っていただけたなら、ぜひ行ってみてください。エンターテインメントな舞台を観せてくれると思いますよっ。個人的には、新感線が好きなら鹿殺しも楽しめるんじゃないかなーと感じております。
ということで、今日はこのへんで。
広島行きの準備が全然できてないで焦っている店長でした。
また来週!
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2006年12月08日
■ 『トーチソング・トリロジー』、観に行ってよかった。。。
皆さま、こんにちは。店長の原田です。
もう12月なんですね。あんまり気づいてなかったのですが、今年もあと3週間くらいしかない。わお、やっと本厄を抜けられるわ!と油断したとたんに何か起きたりして・・・。3週間あれば大抵のことはできますもんね。
ところで、先日パルコ劇場でやってた『トーチソング・トリロジー』を観てきました。
これはですね、本当によかった。おもしろかった。久しぶりにもう1回観たいと思える舞台でした。
最後は涙が止まりませんでした。困ったことに今回の涙は鼻水直結。帰りのエレベーターはちょっと恥ずかしかったです。こういうのって困りますよね。
かつてトニー賞を受賞してブロードウェイでロングランとなり、さらには映画化もされたこの作品。同性愛者が主人公で、「愛」をテーマにした3部作。
同性愛の話といえばまあそうなんですが、恋人との愛、友達との愛、親子の愛、見返りを求める愛、無償の愛・・・などなど、色んな「愛」についてのお話で、つまりは普遍的な「愛」の物語で、いろいろ感じることがありました。
うーん、たしか映画を観たことあるはずなんですが、全然覚えてない。
いま、自分がそれなりに受け止められる年齢になってきたのかなーなどと、ほんのり淡い気持ちにもなりました。
ほんとよくできたお話で印象的なセリフも多かったのですが、「よっしゃ、戯曲でも読もー」とメモもとらずに記憶を放置しておいたら、なーんと、売ってないんですねー!!! なんで?全然あると思ってたのに。amazon になかったらないですよね・・・(泣) いや、ペーパーバック版はあるんですが、読めるわけがない。しかも高いし。
ということもありますし、また、主人公・アーノルド(篠井英介さん)が作り出す世界がじんわり暖かく気持ちよかったし、またまた篠井さんの演技が本当に素晴らしくて、その「芸」をまたもう1度観たいなーと思ったのでした。
でもまあ、ご存知のとおり、もう後の祭りなのです。
あー、こんなことなら楽日近くに行くんじゃなかった。
もっと早く行ってれば、リピートできたかもしれないのに!
ということで、『トーチソング・トリロジー』はこれから大阪・広島・名古屋・仙台をまわるようです。
興味のある方、絶対見逃しちゃぁダメですよっ!
今でも胸の奥がほんのり温かいんですよね。
こんな気持ちになれて、やっぱりお芝居っていいなーと思った師走の店長でした。
ちなみに篠井さんってDVDで観られるんだろうか?と思ったらありました。イーオシバイドットコムにも。
●→篠井さん出演作品
アーノルドに雰囲気が近いのは「キレイ」のハリコナですかね?それは見た目だけ?
「女形に命をかけている」という篠井さんの本領は、『ハムレット』のガートルードの方ですね。
そうそう、前も言ったような気がするのですが、ワタシは演出家の鈴木勝秀さんも好きで。
そのスズカツさんと篠井さんのタッグでやった『欲望という名の電車』も、とてもおもしろかった。
篠井さんはもちろん主人公のブランチ。ワタシが観たのは、相手役・スタンリーを古田新太さんが演じた時でしたが、そりゃー迫力ある舞台でしたよ。
で、そんな作品が来年11月に再演となるようです。
演出はもちろん、スズカツさん。
ブランチももちろん、篠井さん。
そして相手役のスタンリーは、なんと、北村有起哉さん!!!
北村さんは、メタルマクベスで気になっている方も多いのでは?
そんな彼が、あの名作で篠井さんとがちんこ勝負ですよ!
1年後なんですけど、楽しみだーっ。楽しみですよねっ!
ということで、唐突ですが、今日はこのへんで。
そろそろ新しい年もはじまるし、観劇予定(とDVDの発売日・笑)を書き込む手帳が必要ですよね!ほんとは既に新しいのをゲット済なんですが、どうしても「ほぼ日手帳」に惹かれてしまう店長でした。
どうしよう、買っちゃおうかな。。。でもそんなに書くことあるかな。。。「ほぼ日手帳」って、そんなにステキな手帳なんですか?!なんでこんなに惹かれるの?!
◆店長への励まし・ご意見、『トーチソング・トリロジー』の感想、ほぼ日手帳の魅力についてなど、お待ちしてます!→ tencho@e-oshibai.net
2006年11月30日
■ 『WE WILL ROCK YOU』に行ってきました。
皆さま、こんにちは。店長の原田です。
昨日はかなり書き殴りの投稿でしたが、「作品レビュー」コーナーはご覧いただけましたでしょうか?ぷちE!に書いた甲斐があり(?)、昨日さらに追加でレビューの投稿がありましたので、さっそくUPいたしました。
もう昨日見たよーという方も、今日もぜひぜひで。
さてさて、昨日ぷちE!を書きなぐってしまったのはほかでもなく『WE WILL ROCK YOU』を観に行ったからなのですが、今でもQUEENの名曲の数々がアタマの中を流れています。
お話自体はちょっと安直だなー感は否めませんが、でもでもやっぱり歌や踊りはいいですねー!出演者もとても楽しそうで、観ていてワクワクしました。
そしてもっと早く会場に行けばよかったと後悔したのですが、新宿コマ劇場って楽しいですね!
今回初めて行ったのですが、なんか館内がちょっとしたアミューズメントパークみたい。
お土産コーナーやレストラン、ゲーム機やら何やらのデモコーナーなどなど・・・短い休憩時間だけでは堪能しきれませんでした。
思い出らしきモノも作れなかったので、一緒にいった人が撮ったフレディを拝借。
やっぱりみんなのヒーローですね。

あと!
コマ劇場って、客席内も飲食可らしいのですよ!(演目によるかもしれませんが・・・)
ビール片手に『WE WILL ROCK YOU』なんて楽しそうだったなー。
むかし『ビーシャ・ビーシャ』に酔っぱらいながら行ったらめちゃめちゃ楽しかったことを思い出しました。
ちょっと残念。次こそは。
ということで、QUEENの曲が好きだったりミュージカルが好きな方はもちろん、いつもと違う観劇体験がしたい方、もっと気楽にエンタメ体験がしたい方にはオススメだーと思いましたよ!
東京は途中ちょっとお休み期間があって12/24まで、あとは年明け1/5~21まで大阪で公演があるようです。
ということで、今日はこのへんで。
『WE WILL ROCK YOU』の話によく似た映画か小説かマンガかアニメか何かがあったような気がするのですが、全く思い出せない店長でした。
なんかありませんでしたっけー?未来で、支配者がいて、洗脳されてる人たちがいて、反逆者がいて、その人達が自由を獲得していって・・・みたいなお話。
◆店長への励まし・ご意見、『WWRY』の感想、「似てる」と勘違いしてる作品はコレだ!など、お待ちしてます!→ tencho@e-oshibai.net
2006年07月10日
■ 演劇ニュースがゾクゾク
皆さま、こんにちは。店長のはらだです。
先日、堤 真一さんのお誕生日の前日(なんですってね!)に『吉原御免状』DVDが発売となりましたが、もう楽しんでいただけましたでしょうか?大変お待たせいたしました。
ご覧いただいた感想をメールやブログなどで拝見していますが、『メタルマクベス』直後でありながら昨年秋の感動が再び甦り、すっかり『吉原御免状』モードになってらっしゃるようですね。映像特典などもありますので、雨でお出かけできない日などはゆっくりお楽しみくださいませ。
そして、ご覧になった方はぜひぜひご意見をお寄せください!(tencho@e-oshibai.net)
もちろんレビューもお待ちしてます!
さっそく1件いただきまして、サイトにUPさせていただいておりますので、今購入を悩んでいる方は参考になさってみてくださいね。
ところで、DVD上映会や『吉原御免状』の出荷も無事終わりほっと一息ついてあたりを見回すと、色んな演劇的ビッグニュースが流れておりました。どれもこれも楽しみで、今後の経過から目が離せないっす!皆さんはどれが気になりますか?
■本谷有希子さんが芥川賞候補に!
「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」で第18回三島由紀夫賞にノミネートされたのに続き、第135回芥川賞候補作品に本谷さんの「生きてるだけで、愛。」が選ばれました!(芥川賞サイト)
「腑抜け~」のタイトルもビックリしましたが、今回の作品もこれまたかっこいいタイトルですよね!
実はまだ読んでいないので、早速手に入れてみたいと思います。
7/13(木)に選考委員会開催だそうで、結果が楽しみですね!
■その芥川賞候補の小説が映画化に!
そしてその「生きてるだけで、愛。」の映画化も決まったそうです!(日刊スポーツ)
なんか、すごい!
佐藤江梨子さん、永瀬正敏さん、永作博美さん、佐津川愛美さんなどが出演予定だとか。
舞台・小説とは違う映像での本谷有希子ワールドはどんな感じになるんでしょうか?
■『乱暴と待機』のリーディングのため、渡米!
イーオシバイでもDVD販売中の『乱暴と待機』の脚本を、翻訳&リーディングにかけるべく、本谷さんが渡米しているそうです。
本谷さんの日記によれば英題は「バイオレンス・アンド・スタンドバイ」だそうで。『乱暴と待機』の方が趣がある気がするのはワタシが英語がよく分からないから??
■鴻上尚史さん、新劇団を旗揚げ!
第三舞台の主宰である鴻上尚史さん。第三舞台は現在活動休止中ですが、そんな中で新劇団旗揚げのニュースが!
「虚構の劇団」という名前だそうで、現在劇団員を募集している模様です。
とても鴻上さんらしいネーミングで、今からワクワクしますね。
■つかダブルス2006!
個人的に興奮しちゃっています。スミマセン。。。
2003年に筧 利夫さん&広末涼子さん主演で『幕末純情伝』『飛龍伝』の2本連続上演を行った「つかダブルス」の、2006年の上演が決まったそうです!
しかも『蒲田行進曲 完全版』だそうで!えらいこっちゃです!
「ダブルス」で「完全版」ってことは・・・上演演目、出演者ともに発表が待ち遠しいですねー!
ということで、かなり偏った内容ですが、最近気になる演劇ニュースをお届けしました。
『吉原御免状』DVDが異例のミリオンセラー!なんていうニュースも並ぶといいのになー(笑)
本日はこのへんで。
髪をばっさり切ったつもりなのに、家族もふくめ1人にしか気づいてもらえなかった店長でした。
もしかして面と向かって話題にできないくらいヤバいのか・・・。
◆店長への励まし・ご意見、『吉原御免状』の感想・気になる演劇ニュースなど、お待ちしてます!→ tencho@e-oshibai.net
投稿者 店長 : 19:40 | コメント (139) | トラックバック
2006年05月29日
■ 『MYTH』を観ました
皆さま、こんにちは。店長の原田です。
まずはお詫びです。
先週のぷちE!でもお知らせしていた「メントレG」で『ラブハンドル』の映像が流れるかも!の件ですが、実際は放送されなかったそうで・・・。
楽しみに待って頂いた皆さま、大変スミマセンでした!
もし、どんなカンジが確認してから注文するか決めようと考えていらっしゃったのでしたら、予告編をUPしましたのでそちらで観てみて下さい。
うーん、それにしても残念だ。
ところで、先週、佐藤アツヒロさん主演の『MYTH』(作・演出:鈴木勝秀)というお芝居を観てきました。
これがまたとても面白かったのですが、個人的に同じくスズカツさん作・演出の『LYNX』が大好きだっただけになおさら感慨深いものがありました。(『LYNX』は90年初演時は勝村政信&松重豊、04年再々演版は佐藤アツヒロ&橋本さとしという、夢のようなキャストの作品なのです!)
『MYTH』は、とてもキレイな舞台でした。
いつもシンプルでカッコいいスズカツさんの作品ですが、舞台装置もステキです。
ぴあにレポート&写真がありましたので、そちらも見てみてください。
キレイでしょ?
照明もキレイで、これが観られただけでも満足でした。
出演者はたったの4人。
父に捨てられた青年に、佐藤アツヒロさん。
その父(既に死んでて幽霊)に、篠井英介さん。
青年の友人(実は青年の妄想)に、中山祐一朗さん。
父の友人で弁護士役は、陰山泰さん。
父に捨てられ裏切られたと思って育った青年が、父から唯一遺された館にやってきて・・・というお話なのですが、一緒に観にいった同僚(男)は「父と子」というテーマにビシビシやられていたようです。
ワタシは、観ている間中、常に『LYNX』を意識させられてました。
(実際、スズカツさんも意識しながら作られたそうですね。)
心に傷や闇の部分を持つナイーブな青年が主人公なのも一緒。
青年と、その分身のような存在(MYTHでは父、LYNXでは青年のアタマの中だけの友人)が中心に話が進むのも一緒。
脇の人々の担う役どころも似ている。
何より、最後、青年が何かから解放されて終わるのも一緒。と感じました。
でも、だからこそ見える「違う」部分も、とても心に残りました。
なんというか、『LYNX』はとても切羽詰まったカンジ。焦燥感というか追いつめられ感というか、逃げたいけど怖くて逃げられなくて、追いつめられてダメになって、そして最後、全てを壊してしまうことでやっと逃げ切れる・解放されるというカンジで、かなりヒリヒリした印象です。「若い」んでしょうか。90年に観たときはワタシも若かったので(笑)、かなりのめり込みました。
一方、今回の『MYTH』はふわりと包み込まれるような印象を受けました。
追いかけて、でも報われなくて諦めて、目をそらすように逃げて、でも逃げ切れなくて、改めて向き合ったら受け止めてもらえて、一歩先に進めた、それまでの呪縛から解放された、明るい光なカンジです。
ご覧になった皆さんはいかがでしたか?こんな感じ方したのも、ワタシが歳とったからだったりして(笑)。
今回の舞台のセリフに「人間は、生まれてきたからには、孤独ではない。」というのがありましたが、このへんからして「お、違うな」と。
最後は全てを振り切るように解放されていった『LYNX』に対して、新しい関係を作ることで解放された『MYTH』だったのではないかと思い、そんなあたりにスズカツさんの変化を見たような気がします。
うーん、自分の中でもかなり感覚的に保存されてしまったようで、説明するのが難しいですねー。映像に残して観ていただけると良いのですが・・・。こういう時に、全てのお芝居を残しておけないことをとても残念に思います。(なんてったって90年版の『LYNX』は映像で観てはまったのですから)
ということで、今回はワタシの大好きなスズカツさんの『MYTH』と『LYNX』について勝手に熱く語ってみました。
そうそう、スズカツさんのお芝居は、出演者もとても魅力的なのですよ。いつも役にぴったりの人たちがキャスティングされてます。
今回は、佐藤アツヒロさんの透明感のある佇まい、篠井英介さんの空気をいっぺんで変えてしまう存在感、中山祐一朗さんのおかしみの中に滲む狂気、陰山泰さんの安定感が素晴らしかったです。それぞれ次回作が楽しみですっ。
えー、それでは、今日はこのへんで。
ご覧になった皆さまの感想もぜひお聞きしたいので、どしどしお便りくださいね。
ネコは二重あごになるとオッサン顔になることを発見した店長でした。
◆店長への励まし・ご意見、『MYTH』の感想など、お待ちしてます!→ tencho@e-oshibai.net
2006年04月26日
■ なんとも切ない、『カラフルメリィでオハヨ』
皆さま、こんにちは。店長の原田です。
今日からいよいよ松本上映会です!
チケットは当日発売のみなのでふたを開けるまでどれくらいお客さまが来てくれるのかわからずドキドキしとります。。。
大きな会場で初めて上映する『アテルイ』や、最終日には作家・中島かずきさんのポストトーク付きと見所満載ですので、お近くの方やちょっと足を伸ばせば行けそうな方はぜひぜひ足をお運びください。
昨日から現地入りしている上映スタッフは晩ご飯に松本名物さくら肉をいただいたらしく、気合い十分でお待ちしておりますよ!
さて東京お留守番組のワタクシは、先週末に観たナイロン100℃『カラフルメリィでオハヨ ~いつもの軽い致命傷の朝~』をもぐもぐ咀嚼してました。『労働者M』に続き今回も余韻の残るステキな作品で、すっかり感想を書くのを忘れてしまってました。
今回も(ワタシが勝手に思っている)ケラさんらしい、ちょっと複雑なカンジ、煙に巻くカンジ、抽象的なカンジがたっぷり楽しめましたよ。しかもナイロンの看板役者さんたちが勢揃いだし、馬渕英俚可さんや三上市朗さんをはじめとする客演陣も豪華だしで、めっちゃ盛りだくさん、お腹いっぱい、大満足で劇場を後にしたわけです。
が、「あーおもしろかった!」で終わらない何かが、やっぱりこの作品にもありました。
うーん、エンディングの陽気な歌とダンスで泣いちゃったワタシはちょっとへんですか?
でもでも、ケラさん唯一の私戯曲、脳梗塞で入院中のお父さんの言葉を書きとめて作った台本と聞いていたので、その明るさがかえってとても切なく感じたんです。
初演から18年、改訂を重ねている台本だそうですが、何かを乗り越えたからこそのこの陽気さなのか、あるいはまだ直視できずにいるからなのか・・・とか、まあ勝手にいろいろと想像たくましく観てたらつい涙が出てしまいました。
ケラさんから、物語から、役者さんから、何かを受け取ったような、そんな作品でしたよ。
役者さんでは、大倉孝二さんが個人的にはヒットでした!
エキセントリックでない大倉さん、大発見です。
すべての辛い思いや愚痴を絶対に外に出さない、そしてボケ始めてしまったお父さんを絶対に諦めない息子役を、抑えめながら深く演じてました。ちょっとステキとか思ったりして(笑)。
今後に注目ですね。
ということで、調べてみたところどうやら東京公演は今週末、30日(日)までだそうです!お、間に合うかも?!
5月は大阪・広島・北九州・仙台の順で公演があるそうです。
機会がある方にはぜひ観ていただいて、感想を聞かせていただきたいなぁと思ってます。
もちろん、もう観た!という方からのご感想もお待ちしてます!
変換辞書の崩壊が進み、とうとう、「ごうてん」と入力すると「ゲキ×シネ」と変換されるようになってしまった店長でした。
◆店長への励まし・ご意見、変換辞書崩壊の謎に迫るお便りなど、お待ちしてます!→ tencho@e-oshibai.net
2006年04月19日
■ ワタシの春デビューは、純米酒とデス電所
皆さま、こんにちは。店長です。
おかげさまで、先週末に無事ゲキ×シネ第3弾『SHIROH』の4都市上映が終わりました!
各都市とも軒並み前回の『髑髏城の七人~アオドクロ』を上回る動員で、『SHIROH』パワーにゲキ×シネパワーを感じる結果となりました。ご来場いただいた皆さまも、応援してくださった皆さまも本当にありがとうございました!
さて今週末は名古屋上映の一般販売があります。
あとただいま先行予約をやっているところがあるようですので、ぜひチャレンジしてみてください。
今日はイーゲットのみですが、明日はイーゲットとローソンチケットの「でじロー」でやっています。
話は変わりますが、やっとこさワタシもこの春デビューを果たしてきました。
ひとつは最近凝りはじめた日本酒。
安くて美味しいお酒が多いので、通販で一升瓶を買いこんでは親に白い目でみられています。
お米の味がするような、すーっとしみこむような感じが美味しいですよね!
で、先日「純米酒フェスティバル」なる催しがあったのでチャレンジしてきました。
全国50もの蔵元さんが集まり、全部で何百種類もの純米酒が集まるという夢のようなイベント!
正しい楽しみ方かどうかはよく分かりませんが、いっぺんに色々なお酒を試せるのは初心者にはいいですよね。
自分好みのお酒をみつけるべく、前の晩は日本酒じゃなくワインにしたりコンディションをばっちり整えていってきました!
いやー、楽しかったですよ!
行く前は、素人が混じって浮いちゃうんじゃないかとか、的外れな感想を言って怒られるんじゃないかとかビクビクしてましたが、その場に集まった600人(!)が全員日本酒が好きで、しかも美味しいものを楽しんでハッピーで、そんな場にいられたことがとても楽しかったです。チャレンジしてよかった。
自分好みのお酒が見つかったかというと・・・。これは!と思うのは非売品だったり参考出品だったりでしたが、天明・山吹極・七冠馬・雁木などがとっても旨かったです。これまで食わず嫌いだったジャンルが案外好きなことも発見できましたし。
あとあと、宇宙酒を飲んできました!宇宙を飛んだ酵母のお酒ですって。
企画ものでしょーと思いましたが、これが普通に美味しくてびっくりでした。
ワタシもちょっと宇宙に行った気分?(いや、酔ってませんよ、今は。)
そして2つめのデビューは「デス電所」という劇団。
大阪拠点だそうですが、とても面白いらしいというウワサを聞いて、しかも2年ぶりの東京公演というレアさも手伝って下北沢・駅前劇場まで行ってきました。
チラシを拝見すると、劇団☆新感線主宰のいのうえひでのりさんがコメントを寄せている!しかも面白いじゃんとのこと!
とはいえ、こちらも最初はビビッてたんですよね。サイトがちょっと怖いし、チラシも怖い。っていうか、名前が一番コワイ・・・。
しかも開演待ってる間に、いきなり舞台装置の扉が「バタンッ!」って開くし(大きな音がニガテなんですよ…)、そこにはのっぺらぼうで学生服着た人形がでろーんと椅子に座ってるし。
たまたま最前列に座らせていただいたのですが、正直にいうとちょっと帰りたくなりました。。。
まあここまでくればお分かりかと思いますが、そうなんですよ、とても面白かったのです。
次の公演も絶対に観に行きます!ってくらいに。
30代のE!スタッフといったのですが、全員そろって開口一番「懐かしい感じがしたねー!いいねー!」と。
80~90年代の第三舞台や夢の遊眠社のカンジがしたのです。それを観てた人は懐かしさを感じてました。逆に20代の若いスタッフは「新鮮!」と言ってたので不思議なもんですね。
歌や踊りが楽しそうだし力いっぱいだし、いつまでも耳に残る音楽もすばらしい!
(公式サイトでプロモーション映像を配信してますが、インパクト大です。でも公演はここまでとんがり過ぎてはなかったです。)
大阪の劇団らしく笑わせてきたかと思いきやシリアスに問いかけてきたり、ずーんと考えはじめると歌&踊りでかわしたり、装置の使い方も映像の取り入れ方もカッコよくて面白かった。色々なテイストを味わえる、とってもエンターテインメントなお芝居でした。サイトやチラシのイメージで「好みと違う」と思っていた方は、食わず嫌いしないでぜひ観てみていただきたいです!
ちなみに、80~90年代の第三舞台って?という方はコチラがおすすめです。
数量限定なのでお早めにどうぞ!
パソコンの辞書登録が壊れてしまってしょぼーんな店長でした。
「しろ」と打つと『SHIROH』と変換されるようにしてたのにっ!
◆店長への励まし・ご意見、こんな辞書登録が便利だよなどのお便り、お待ちしてます!→ tencho@e-oshibai.net
2006年04月04日
■ 期待の大型新劇団?!「代田’Nプラネッツ」
皆さま、こんにちは。店長の原田です。
東京は、無事土曜日晴れましたよ。お花見できましたよ。
皆さんは楽しく過ごせましたか?
ワタシはもう今年は花見に悔いなし!ここ数年くらいで一番の満足度です。
目の前がこんな感じの場所を陣取って、ぼーっと花を見たり本を読んだりしました。

まあ結構混んでたので、寝転がったアタマのあたりを人がドスドス歩いていたんですけどね。それはもう仕方のないことです。
場所は「国営昭和記念公園」というところで駐車場も入場も有料なんですが、その分のんびりした雰囲気だし、わんこがモリモリいて楽しかったです。
少し散歩すれば橋の上からはこんな景色も眺められるし。オススメでしたよ。

そして、いい気分も手伝って、机脇にほったらかしてしまっていたチラシ束を整理していたら、こんなの見つけました!
原田泰造MEETS小劇場 演劇界に新たな劇団が立ち上がります!!
代田’Nプラネッツ旗揚げ公演
『恋するクランケにキスと包帯を!!』
2006/07/20(木)~7/24(月) 下北沢 駅前劇場
キャスト:原田泰造 永野宗典(ヨーロッパ企画)
脚本:上田誠(ヨーロッパ企画)
作・演出:伊東寛晃
ほぉー、原田泰造さんが小劇場に出演ですか!
先日、『キスへのプレリュード』と『ラブハンドル』の演技で第43回ゴールデンアロー賞 新人演劇賞を受賞されたそうですが、次は新劇団旗揚げだなんて、スゴイ精力的ですね!
駅前劇場はそれほど大きくないところですし、間近で原田泰造さんのあのはにかみ笑顔が見られるかと思うと、なんかちょっとお得な感じ。
しかも、今ワタクシ的に注目の「ヨーロッパ企画」も絡むとあっちゃあ、そりゃ楽しみですよね。
「勇気と笑いの感動物語」だそうで、まだちょっと先の話ですが今からとても楽しみ。続報が待たれます。
そうそうってわざとらしいですが(笑)、原田泰造さんがゴールデンアロー賞を受賞するきっかけとなった『ラブハンドル』は5/25にDVDとして再登場します。
現在予約受付中ですので、原田泰造さんの熱演をチェックされたい方はどうぞご利用ください!
笑えて泣ける珠玉のラブコメディ。不覚にも(?)原田泰造さんにちょっとキュンとしてしまいました。
ということで、今日はこのヘンで。
〆の言葉に悩んで更新が一日遅れてしまった店長でした。
そして結局なにも浮かばず・・・。
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2006年03月27日
■ 『決闘!高田馬場』再びと、月影十番勝負第十番『約束』
皆さま、こんにちは。店長の原田です。
週末の東京は暖かくよく晴れていて、サクラの開花が一気に進みそうな気配でした。
と、桜ネタでご挨拶と思っていたのですが、スタッフ日記の三文読者にやられました。。。
かぶるのも何なので今回は譲ってあげることにしました。
それにしても、スタッフ日記の写真キレイですねぇ。
ケータイのカメラですって。
すごいなー。ウチの古いデジカメより性能良さそうです。
ということで本題に。
この週末は、個人的に「お芝居デビューキャンペーン」な週末とあいなりました。
以前ぷちE!でもご紹介した、パルコ歌舞伎『決闘!高田馬場』のWOWOW生中継が土曜日にありましたね。皆さんはご覧になりましたか?
三谷幸喜作品のWOWOW生中継では名物となった、三谷さん自身による前説。
あ、前説というのは「実況生(なま)中継や公開録画などの番組が始まる前に、全体の構成や軽い話などをして会場の雰囲気を盛り上げる役。」だそうです。
今回は、出演者でもある市川亀治郎さんの解説付き。
歌舞伎の決まりごとを分かりやすく説明されていて、当日たまたま観劇していたE!スタッフは「歌舞伎みるのは初めてで緊張してたけど、その説明聞いてリラックスできた」と言ってました。
そんな話を聞いて、やっぱりお芝居デビューにぴったりだったと悦に入る店長。
全然余談なんですが、亀治郎さん。公式サイトのお写真では若い方かと思ってましたが(いや実際お若いんですけど)、役のイメージもあってか落ち着いてらっしゃいましたねー。三谷さんのあれやこれやを、さらりふわりと受け止めてました。まあ、半分以上は受け流してましたが。
そしてもう一方の作品、月影十番勝負第十番『約束』をやっと観にいくことができました。
個人的には、高田聖子さんの魅力にクラクラ&池谷のぶえさんという女優さんを発見できてハッピー!でした。
聖子さんはですねー、ほんとうにカッコイイしカワイイです。
包丁を構えて迫る姿も、12歳の子どもに戻って甘えるところも、ふにゃーと笑うところも、楽しそうに歌うところも、右からみても左からみても後ろから見てもパーフェクトに魅力的なんですよ。
公演パンフレットでは、11年間かけて終了した月影十番勝負や高田聖子さんに縁のある方からメッセージが寄せられていまして、彼女が女優としてだけでなく、いかに人としても魅力的であるかがとてもよく伝わってきました。(月影パンフレットのプレゼント企画やってます)
池谷のぶえさんは、怪演!という感じでした。
イカをさばく港の主婦の普通っぷり、施設の職員の狂気っぷり、旅館の仲居さんの「あらあら、まあまあ」っぷり、スナックに遊びに来る主婦の物腰やわらか&上品っぷり。
基本脇役なのでセリフのない時は存在を消しているのですが、ひとたびしゃべりだすとぐぃーっと視線を持っていかれちゃう感じです。目が離せない。
NODA・MAPなどに出演されていて、その舞台は観ているはずなんですが、今回はきっちり堪能できてよかったです。
作品としては、千葉雅子さんらしい「THE 女の情念」って感じなんですけど、女囚が移送中に逃げ出しちゃうという設定からして有り得ないような「いっちゃってる感」がエンターテインメントしていて、いきなり歌いだすは、一人何役もこなすは、時間は前後するは、同じ舞台上で違う場面が展開されるはと、かなりお芝居的なお楽しみが盛りだくさんでありました。
一緒に観ていたE!スタッフ(男性)は「うーん、女性だとあれ分かるの?楽しかったけど時々ついていけなかった」と言ってましたが、女性だからかどうか分かりませんが、とっても普通に楽しめましたよ。分かっていたかどうかで言うとたぶんピンときてないんですけど、違和感は全くなかった。
ベタなんだけど、あれ、今ちょっとカッコよくない?な池田成志演出と、高田聖子さんのカラッとしたキャラクターのおかげですかね?情念なんだけど後味スッキリでした。
演劇界で人気のキャストに、これぞお芝居って感じの趣向も盛りだくさん。
『決闘!高田馬場』とは趣が異なりますが、やっぱりぜひ観て頂きたかった一本でした。
これでワタシの観劇予定もしばらくお休み。
とはいえ、4月にはNYLON100℃の『カラフルメリィでオハヨ~いつもの軽い致命傷の朝~』がありますね。三宅弘城さんや大倉孝二さんをはじめ劇団員総出演+馬渕英俚可さんなど客演も豪華、ケラさん作品で唯一再演されているものとくれば俄然盛り上がるってもんです。
あと、連休には、いよいよ劇団☆新感線『メタルマクベス』が始まりますし、劇団、本谷有希子(アウェー)『密室彼女』も上演。
個人的には、佐藤アツヒロさん主演で鈴木勝秀さん作・演出の『MYTH』(5月)がめっちゃ楽しみです!
鈴木勝秀さんのオリジナル自体久しぶりでワクワクするのに、『LYNX』がとてもカッコよかった佐藤アツヒロさんが主演だし、スズカツ演出の『欲望という名の電車』や『BENT』で素晴らしかった篠井英介さんも出演するし、阿佐スパ作品でおなじみの中山祐一朗さんも出るし、陰山秦さんは初めてで楽しみだし!!!あ、いかん、興奮してしまった。
この趣味がなければ貯金できるだろうけどなぁとは思うのですが、ガマンは身体に良くないしと誰にだか分からない言い訳をいいつつ、今後もカンゲキに勤しみたいと思います。
パンダを抱っこしてる速水もこみちに強烈に嫉妬している店長でした。
うらやましすぎー!
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2006年03月23日
■ ヨーロッパから高田馬場、そして渋谷へ ~ 渋谷編
皆さま、こんにちは。店長の原田です。
むー、最近は人が多いですねぇ。
新宿駅が、朝からワサワサしてるんです。ランチ時はいつも入れるお店も満席なんです。夜は、平日だというのに、ドヨドヨしてるのです。
これはやっぱり春休みだから?送別会シーズンだから?
みんな楽しそうならいいんですが、夜の新宿駅なんて殺気立っちゃって駅員さんががなり立ててるし、ホームでケンカしてる人はいるし、あんまりよくない雰囲気です。
もうすぐ桜がさくし、ここは一つみんなで静かに春の空気を楽しみたいのですが。
夏場の打ち水キャンペーンみたいに、夜10分間自然の音に耳を傾けてみるキャンペーンみたいのやったら楽しそうに思うんですけど、どうでしょう?
そしてその後は、のんびりお気に入りのDVDを観るデスヨ。(快適なDVD環境のためのグッズはこちら)
さて、ヨーロッパから高田馬場に行って、最後渋谷にやってまいりました。ということでチェルフィッチュの『三月の5日間』。渋谷が舞台のお話だからってことで、ちょっと無理矢理。
こんなことを言っては色々シツレイなのかも知れませんが、実は最近観た中で一番印象に残っているのがコレなんです。いい意味で期待を裏切られたというか、上回られたというか。
前回の岸田國士戯曲賞を受賞した作品だそうですが、えー、いまだ消化しきれてません。
「アメリカがイラクへの空爆を開始した、2003年3月20日前後の東京が舞台。六本木のライブハウスで出会った男女が、そのまま渋谷のラブホテルへ行き、そこで五日間を過ごすことから始まる物語」なのですが、基本的にはその物語の当事者達が観客に向かって説明するという形で話は進んでいきます。
うーん、この時点で既に説明が破綻してしまっている気がするのですが、大丈夫ですか?ついてきてますか?
ひたすら、ずーっとしゃべってて、で、一生懸命しゃべってるんですけど、これがまたものすごくフツーのしゃべり方で、なんていうか、そこがこの作品、っていうかこれを書いた人の特徴っていうか、作風っていうか、まあそういうものになってるんですけど・・・
とまあ、こんな感じの普通な話し言葉で語られていくのですが(超リアル日本語だそうです)、だからといって成り行きではなく、きちんと計算された感じ・意図された感じが素晴らしかった。俳優さんの動きもただソワソワしているだけかと思いきや、日常の些細な動作をデフォルメしたようにデザインされていて、なんと過去の作品では「TOYOTA CHOREOGRAPHY AWARD 2005~次代を担う振付家賞~」最終選考まで進んだそうです。振り付けだったんですね、やっぱり、アレは。
もちろん表現が新しいだけでなく、内容も深く考えさせられるものでした。
ワタシが感じたキーワードは「逃げる」でした。
若者は何か大きくて漠然としたものから逃げるんだな。でも、歳をとると具体的で生々しいものから逃げていくんだな、とか。言い換えれば「若い頃は何から逃げていいのかもよく分からないまま逃げてたかもねー。」などと、考えながら観てました。
とはいえ、後ろ向きな印象は受けませんでした。逃げたけど、逃げてないような。何かしらの折り合いをつけたような、距離は離れたけど視線は外してないような。
やっぱりまだ消化できてません。むふー。
先日ご紹介したヨーロッパ企画もそうですし、今回のチェルフィッチュもそうですし、若い人たちがとても自由に楽しんでお芝居をやっているなぁと実感します。DVDが出てますが、劇団、本谷有希子とかもそうですね。
そんな若い人たちをみて、自分もパワーをもらうのが最近楽しい店長でした。
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2006年03月22日
■ ヨーロッパから高田馬場、そして渋谷へ ~ 高田馬場編
皆さま、こんにちは。店長の原田です。
東京でも本日(?)開花宣言が出ましたが、そうなると満開まで1週間くらいしかないんですってね。はやっ。
となると花見のピークは今週末か来週末ってことなので、ゲキ×シネ前に済ませておかなくっちゃです。
イーオシバイが今の場所に引っ越してきてから3度目の春ですが、まだ一度も新宿御苑で花見ができておりません。うーん、今年こそは。
さてさて、ヨーロッパの次は高田馬場でございます。
イーオシバイドットコムでもご紹介の、パルコ歌舞伎『決闘!高田馬場』をやっと実際に観ることができました。
いやー、歌舞伎の方々はスゴイですね!とにかく上手いし、決まるし、カッコイイし!
動きがキレイだったり見得をきるのがステキだったりするのはもちろん、笑わせても上手いんですよね。
作・演出が三谷幸喜さんなので、もちろん笑いが満載なのですが、それが歌舞伎の中に入っていても全く違和感がないんですよ。こんなに笑った歌舞伎は初めてでした。って言っても、銀座の歌舞伎は3回くらいしか観たことないんですが。
以前染五郎さんが「アオドクロのダンスの時、カウントをひぃふぅみぃでとっていた」とおっしゃってたので、笑いのリズムもひぃふぅみぃ?と思ったのですが、いやいや何の何の。っていうか、あれがひぃふぅみぃの笑いなのかもしれませんが、そこがまたイイんですねー。
とにかく。
笑えるし、カッコイイし、泣かせるしで、お芝居デビューの方にもそうですが歌舞伎デビューの方にもオススメの作品であることが分かりました。
チケットはもうソールドアウトだそうですが、当日券頑張ってみるか、あるいはWOWOW生中継なんていうのもあるそうなので、ぜひ体験してみてくださいな。ワタシはしっかり録画予約をしましたよ。
「渋谷の空気を吸った歌舞伎」、皆さんの感想もぜひ聞かせてください。
WBC決勝戦、9回裏で出かける時間。あう・・・。初めてTV機能付きケータイの理由が分かった店長でした。優勝おめでとうっ!
◆店長への励まし・ご意見、TV機能付きケータイのおすすめコメントなどのお便り、お待ちしてます!→ tencho@e-oshibai.net
2006年03月20日
■ ヨーロッパから高田馬場、そして渋谷へ ~ ヨーロッパ編
皆さま、こんにちは。店長です。
週末から今日・明日くらいまで各地で大荒れのお天気でしたが、皆さんは大丈夫でしたか?
これが過ぎれば、いよいよ桜の開花シーズンでしょうか?楽しみですね。
ところで、皆さんは「お花見」ってしたことあります?
先日社内で突然そんな風に聞かれたんですけど、そう言われると「花見の定義」ってナンだろう?と考え込んでしまいました。
で、結論。
ワタシにとっての花見は「滞在時間が30分以上」ってことでした。
飲食がなくても可。ビニールシート敷かなくても可。カラオケなくても可。
30分以上「サクラ見てるぞっ」状態だったらそれはもう「花見」だと思うのです。いかがでしょ?
皆さんにとっての「花見」ってどんなのですか?
さてさて、先週はまたまたカンゲキ三昧とあいなりました。
ヨーロッパ企画『Windows 5000』
パルコ歌舞伎『決闘!高田馬場』
チェルフィッチュ『三月の5日間』
こんな感じで。
なんか今回は針が極端にあっちこっちに振れたカンゲキとなりましたが、どれもそれぞれに観応えがあり、印象深い作品たちになりました。
ヨーロッパ企画はご存知ですか?
去年夏に代表作『サマータイムマシン・ブルース』が本広監督によって映画化された劇団といえばピンとくる方も多いんではないでしょうか?
ワタシはE!スタッフの薦めで観はじめて、今回の『Windows 5000』が3作品目となるお気に入りの劇団です。
いつも笑いが盛りだくさんだし、何かしらの仕掛けがあるし、映像と舞台のコラボが上手だしーで、毎回満足で帰ってくるのですが、今回も期待を裏切らず面白かったです。
いや、ある意味裏切られたかな?
こんなに動かない(っていうか動きたくても動けない?)ヨーロッパ企画は初めてだったし、ラストは「ほえー、そう来たか!」と驚きがありました。こういうウレシイ裏切りは、舞台にしても映画にしても何にしても楽しいもんですよね。
ちなみに閉所恐怖症の方にはあんまり向かないかもしれないと思いました。
あと、ボーっとはできるけどジッとしてられないワタシのようなタイプの人も、ちょっと覚悟して行ったほうがよいかもですよ。
ご覧になった方がいらっしゃいましたら、ぜひ感想聞かせてください!
ということで、突然ではありますが夜もふけてきましたので、他の2つについてはまた今度。
ほんとはアヒルなのに「ヒヨコ」と言われてちょっと凹み気味の店長でした。
よい春分の日を!
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2006年03月09日
■ お芝居を観たその後は・・・
皆さま、こんにちは。店長です。
いや、こんばんはですね、もう夜中だし。ちょっとネムいです。こういう時間の作業がすっかり堪えるようになってしまいました。
そんなワタシにぴったりのドリンクが最近発売になったそうで・・・。
じゃーん!ファイナルファンタジーのポーショーン!(ドラえもん風に)

「ポーション」は、知る人ぞ知る、ゲーム「ファイナルファンタジー」シリーズに出てくる体力回復アイテム。勝手になんとなく「薬草」だと思ってたのですが(草丸かじりのイメージ)、ドリンク剤だったのですね。
今回出たこの商品も、カテゴリーは清涼飲料水ですが、一応ローヤルゼリーとかプロポリスエキスとか入っているそうです。
ちなみに後ろに写っている手は、偶然通りかかった(?)劇団☆新感線の中島かずきさん。特別出演していただきました。
ギャラは、ポーション一口です。
曰く「ドリンク剤みたい」とのこと。
さてさて、ところで。
皆さん、お芝居観た後ってどうしています?
最近お芝居をもっと楽しもう!系の企画を連発しているので(もう1つは明日スタートです)、楽しみ方について考えることが多いのですが、ふと「観ること自体も楽しいけど、その前後も楽しいよな」と思ったのです。
ワタシの場合、やっぱりまっすぐお家には帰りたくないんです。
「非日常」や「贅沢な遊び」の余韻を楽しみたいんですね。
2人以上で観に行けば、どこかお店に入ってワイワイ感想を言いあうと楽しいのですが、1人で観に行った時でもやっぱりお店に入っちゃいます。ぷらっとおひとりさまで。
「わたしってばオトナ~」なムードを続けたい時はお酒なんか飲んじゃったりして(っていうか、だいたい毎回そうなんですけど)、美味しいゴハンも頼んじゃったりして。
後は、かたわらに公演パンフレットを置きながら感動を反芻しつつ、興奮をゆっくり身体の真ん中に落ち着かせてゆくのです。
そうするとですね、楽しかったお芝居の余韻をたっぷりと堪能できるし、色々感じたことがいつまでも自分の中に残ってくれるような気がするんですよね。
そんなワタシのおすすめ(行きつけ)は、渋谷ならBunkamuraの『ドゥ マゴ パリ』です。
ラストオーダーが22時なので長いお芝居の後には厳しいのですが、オーチャードホールでバレエを観た後とか、ゴージャスな気分になっている時とかはピッタリ。
ほとんどの席がいわゆるオープンエアってやつなので、これから空気が緩む季節は最高に気持ちがいいのです。
今だったら夜はちょっと冷えるので、ふんわりタマゴにとろ~りチーズの「ハムとチーズのオムレツ」に、ホットワインとかいいっすねー。食事はちょっと・・・という時なら、タルトタタンがめっちゃウマイです。あ、行きたくなってきた。
とまあ、のんべえで食いしん坊なだけじゃないかと言われると「にゅにゅにゅ」ってカンジなのですが、とにかく、「お芝居を観にいく」ってことは、実際観ている時間だけじゃなくってその後もずっと楽しいイベントなのだ!ということが申し上げたかったわけでした。
「そんな過ごし方はまだまだ甘い!」「ワタシはこんな風に楽しんでるさ」「DVDを観た後ならこういうのがいいよ」などなどがありましたら、ぜひ皆さんの体験・ご意見もお聞かせください!
採用された方には素敵なプレゼントが・・・っていうのは、残念ながらナイんですが。
えー、しりきれトンボな感じですが、今日はこの辺で。
晩酌の時のおつまみは、松尾スズキさんのブログにあった「キャラ立ってる飯の友(納豆+キムチ+ごま油+卵黄)」にハマっている店長でした。
◆店長への励まし・ご意見、観劇後の楽しい過ごし方などのお便り、お待ちしてます!→ tencho@e-oshibai.net
2006年03月07日
■ カンゲキ三昧~そして『ラブハンドル』
皆さま、こんにちは。店長です。
ふお!気がついたらこんなに間があいてしまいました。春一番まで吹いちゃいましたね。
しかもレポートを書く前にDVD化のお知らせが先になってしまった!
大失態でございますが、うれしいことにこの作品とは末永いお付き合いができることになりましたのでノンビリいかせて下さい。スミマセン。。。
ということで、『桜飛沫』 『労働者M』 に続いて最後に観たのが『ラブハンドル』。これほど個性の違う作品を1週間のうちに楽しめてハッピーでした~。
『桜飛沫』『労働者M』は時代劇だったりSFだったりで非日常だったのですが、『ラブハンドル』はもろ日常。「お腹まわりの贅肉=ラブハンドルが気になるお年頃の物語」ということで、年代としてもどんぴしゃ(お腹まわりの状態もどんぴしゃ・・・)。そういう意味では今回はモード切り替えなくてよさそうでラクちんだなーと思ってました。
が、油断していたワタシが悪かったデス。
もう、中谷さん(作)の紡ぎだす言葉の数々が吹き矢のごとくひゅんひゅんっと飛んでくるのですよ。のんびりする間もなくグイグイ会話に引き込まれていく感じです。
DVD化があるので色々なことはまた特集ページでお伝えしたいと思いますが、とにかく会話に注目ですよ。社内では「人生経験によって感想が違うね」と話していたほど、心に響くセリフが盛りだくさんなんです。色々な方の blog を読んでも、誰に感情移入するか、どのセリフがグッとくるかが違うみたいですね。会場でもみんな一斉に泣き出すというよりも、あちこちでそれぞれに感動してる感じでした。もちろんラストは皆それぞれにハッピーなんですけどね。
ちなみにワタクシは、主人公の勝(原田泰造さん) と千鶴(富田靖子さん)の喧嘩のシーンと、結婚する理由については首がちぎれるほど「ある、ある」「うん、うん、そうだよねーっ」と思ってしまいました。オトコの人ってああいう逃げ方するし、オンナの人ってああいう詰め方しますよね?!そう思ってしまうワタシは軽くやばいのでしょうか?
なんだか、語れば語るほど自分のレンアイ体質・レンアイ経験を暴露しちまいそうで怖いんですが(笑)、今後も皆さんにひかれない程度で感想を述べていければと思っております。皆さんも差し支えない範囲で構いませんので、感想なぞお聞かせくださいな!
ところで最近CMでユニコーンの「すばらしい日々」がかかってますが、これ大好きなんです。
切ない曲ですよねー。ご存知ですか?
ラブハンドルが気になるお年頃の男女のことをつい考えちゃいます。この年になると、ほんと色んな形があるなーと思う今日この頃。あ、暗い。。。(ちなみに歌詞はYahoo!ミュージックにありました。やっぱり切ない。)
実はまた来週もカンゲキ三昧で。
今度は、パルコ歌舞伎『決闘!高田馬場』に『月影十番勝負第十番 約束』、ヨーロッパ企画とチェルフィッチュです。お財布はそれはもう虫の息状態ですが、また新しい面白いものに出会えるのではと楽しみです!皆さんも何かご覧になったりしたらゼヒ感想聞かせてくださいねー。
あ、ちなみに、明後日から『決闘!高田馬場』と『月影十番勝負第十番 約束』を取り上げたプレゼントキャンペーンを行なう予定なのでお楽しみに!
「ラブハンドル」絶賛増量中の店長でした。
◆店長への励まし・ご意見、ダイエット方法の伝授などのお便り、お待ちしてます!→ tencho@e-oshibai.net
2006年02月20日
■ カンゲキ三昧~続いて『労働者M』
皆さま、こんにちは。店長です。
連投ですみませぬ。まとめて1つにしようと思いましたが、例によってすんごい長くなってしまったので。
2月のカンゲキ三昧ウィーク2本目は『労働者M』でした。
ケラリーノ・サンドロヴィッチさん作・演出、堤 真一さん・小泉今日子さんら出演の「SF風味の奇妙な革命喜劇(レジスタンス・コメディ)」です。
『野獣郎見参』『アテルイ』『カメレオンズ・リップ』などイーオシバイ取り扱い作品でもおなじみの堤 真一さん。先日行なった「堤 真一セット」も大好評でしたので、舞台作品をご覧になっている方も多いかと思います。
実はワタクシ、カツラかぶってない堤さんを生で観るのはこれが初めて。
うわー、顔ちっちゃー!収容所看守(?)の制服姿、かっこいー!!酔っ払ってダメダメなところ、かわいー!!!と、なんか違うところでワイワイしてしまいました。
それはさておき。
前説(そんなのがあるんです)で「途中、物語に欠損があります」「うどん→そば→うどん・・・の順で進行する物語が、時々<そどん><うば>になったりします」と予告があったとおり(ちゃんと伝わります?)、大事な何かが説明されていなかったり、2つの物語が1つの舞台に同居したり、どんどん混乱・錯綜していきます。
これがですねー、個人的には快感でした。
1人2~3役を演じているのですが、違うキャラだけど同じバックボーンを持っていそうだったり、<うどん>側の話と<そば>側の話がどう繋がっているのかだとか、語られない何かを一生懸命想像しながら観るのはとても楽しかった。頭をグリグリ使って観る、でも分からない、けど考える。いつまでも考える。観終わっても考える。今でも考えてる・・・。
この「考える余地」っていうか「想像力に任される」、これがお芝居の醍醐味だなーと、今回改めて感じました。
ワタシがまだイタイケな(?)少女だったころ、劇団ショーマというところのお芝居が大好きでした。
ここの特徴はセットが何にもないこと。
舞台はいつもがらーんとしてました。2~3段の段差とか味もそっけもない机や椅子を使うこともあるんですが、その他は何にも。
それが、一度幕が開くと、刑務所になったり、取調室になったり、地球防衛軍基地になったり、小さいアパートの一室になったり、学校の校庭になったりと変幻自在。
たぶん、一緒に観ていたお客さんは自分の経験に照らし合わせて色んな部屋や校庭や地球防衛軍をそこに見ていたんだろうなと思うのですが、それはそれでいーのです。
限られた空間の中、限られた道具で無限の何かを見せてくれる。全部見えちゃわないほうがおもしろいこともある。お芝居の魅力というものを、今回改めて感じたのでした。
皆さんにとってのお芝居の魅力って何でしょうねー?気になります。
そして、それも人それぞれでいーのです。
ということで、「働け~、はたらけ~♪」が頭から離れない店長でした。はい、働きます。
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■ カンゲキ三昧~まずは『桜飛沫』
皆さま、こんにちは。店長です。
まずは、E!マガをご購読の皆さまには先日お知らせしておりますが、改めて私からもお詫びいたします。このたびはお騒がせしてしまいすみませんでした。楽しみにして下さった皆さまには、ほんとうに申し訳なく思っています。次の作品や日々のお買い物ではご満足いただけるよう頑張りますので、引き続きよろしくお願いいたします。
さてさて、最近再び観劇づいています。
なぜか観にいく日がダンゴになるんですよね。
コンスタントにばらけてくれると、1作品ずつ反芻できてよいんですけど。って、日程組んでるのはジブンではあるんですが。
今回は阿佐ヶ谷スパイダースの『桜飛沫』と、堤さん主演でケラさん作・演出の『労働者M』、中谷さん&板垣さんコンビの『ラブハンドル』を観にいってまいりました。
いっつも「おもしろかったー!」と言ってますが、いや、今回もおもしろかった。スミマセン、いつも同じ感想で。
3本ともミョーに心に残る作品で、いまでも気を許すとこの3本のこと考えちゃったりしています。
一番最初に観たのは『桜飛沫』。
タイトルからして既にかっこえーですね。
長塚さんの時代劇は初めてですが、現代劇より表現がマイルド(?)で観やすかったと思います。
どんな内容だったかとか感想は色々な方の blog などにお任せさせていただきますが、これだけは言わせてくだされ!と思うのは
ラストシーンがかっこえーーー!
この数秒のためにこの3時間があったのかと。
いや、ほんとは違うんだと思うのですが、仮にそうであったとしても大満足!なほどかっこよかったんです。
日本人だからか、「桜」には特別な思いというか印象というか情感というか雰囲気というか、なんか他のものとは違う気持ちを抱きます。
その「桜」が苦悩する2人の男(橋本じゅんさんと山本 亨さん)のドラマを包み込むわけです。
「オトコの美学」っちゅーカンジでした。
あー、じぶんがオトコだったらなー。もっとシビれられたんだろうなー。残念だなー。そんな風にすら思ってしまいました。実際、男性の方はどうだったんでしょう?
長塚さんの作品は、オトコの人が味わい深くていいなと思っていました(反対に本谷有希子さんなんかは女性がリアルでいいなと思ったりするんですが)。
去年観た『ラストショウ』なんかも、ドロドロなお話なんですけど、お父さんと息子の関係とか、古田さん演じる動物愛護家の狂気とか、オトコ達の厚みがすごいなーと。
イーオシバイでは『マイ・ロックンロール・スター』で長塚さんを体験していただけます。
これは長塚さんの父、長塚京三さんを主演に迎えた家族の話。
『ラストショウ』とは一味違った家族像がありますので、ぜひ観てみてください。
今でもあのラストシーンが目に焼きついて離れません。
今回は東京も上演期間が短くて残念でしたが、それもまた刹那的、桜っぽくてよいんですね、きっと。
他の2作品の感想はまたこの次に。
早くもお花見が楽しみな店長でした。
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2006年01月18日
■ あのドリームチームが帰ってきたー!
皆さま、こんにちは。店長です。
昨夜、AGAPE store #11『BIGGEST BIZ~最後の決戦!ハドソン川を越えろ~』を観てきまして、その興奮さめやらぬままに書き出しております。
んもー、笑いました!おもしろかった!
BIG → BIGGER → BIGGESTと6年越しの3部作。
あの懐かしのキャラクターが帰ってきたってだけで気持ちがほこほこしちゃいますが、これほどみっちり物語の繋がっているシリーズも珍しいんではないでしょうか。
お約束の展開、ネタ、仕掛けのオンパレード。1つも外さずきっちりキメてくれるあたりは、さすが6年越しのチームワークですね。
まだ上演中ですので詳しいことは書けませんが、気持ちよーく笑いたい方にはぜひオススメですよ!
とはいえ、シリーズ作品の最終回。過去の2作品を観てなくても十分楽しめるとは思いましたが、それでもやっぱり「チケット代も安くないしー、失敗したくないしー、楽しめなかったらやだしー」と思ってしまう人もいるんではないかな?と感じておりました。
シリーズのファンがつけば毎回安定した集客が見込めそうですが、逆にそれ以上に増えていかないってことにもなっちゃうのでは?とシロウトながらに思ったのです。
それを。
このBIZシリーズでは「過去作品の上映会」って形でクリアしてました。なるほどなー。
そういえば去年の「BIGGER BIZ」再演のときも「BIG BIZ」上映会をやっていたような。しかも、映像上映と上演を連続でやっちゃう回もあったような。お客さんは5時間くらいBIZワールドに浸りっぱなしという、夢のような、腰にとっては地獄のような企画でしたね。
演劇の映像化については色々な考えやご意見があると思いますが、過去を振り返ることができる・シリーズ途中からでも参戦できるようになるって意味では、映像ってヤツも、演劇好きな皆さまやこれからハマりたい皆さまのお役に立ててるんではないかなーと思いました。
それにしても、松尾貴史さんってスゴイ人ですね。芸達者!ポケットが多いです。松尾さんの場合、引き出しっていうよりも、たくさんポッケのついた服着てるってイメージなんですよね。親戚の愉快な叔父さんみたいな。
あと、粟根さん!あんな事になるとは・・・。あのキレっぷり、ちょっと轟天を思い出しました。「殺し屋の目」は相変わらずなんですが(笑)、今までにないテンションでした。ファン必見ですね。
ということで、ワタクシは親知らず抜いた跡が開こうがお構いナシに笑わせて頂きましたが、残念ながら観にいけない方はイーオシバイドットコムの「初笑い企画」で大笑いして下さいませ。
昨日、じゃれてきた飼い猫に穴があくまで指を咬まれてショックな店長でした。
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2005年12月28日
■ 「ごひいきセット応援企画」の結果発表!
皆さま、こんにちは。店長です。
おかげ様で風邪治りましたよ!やっぱり湿気ですね、湿気。風邪には湿気。
エアコンをやめて遠赤ヒーターに替え、加湿器使ったらするするっと治りました。
冬はカサカサの季節。しっかり湿度管理していきましょうねー。
さてさて、25日まで実施してましたXmasキャンペーンのおまけ(ってワタシが言っていいのか?)企画「ごひいきセットを応援しよう!」キャンペーンですが、無事終了いたしました!
トラックバックはあまり数がなかったですが(涙)、応援コメントのおかげでまたまた逆転劇がありましたよ!
さてさて、気になる結果は・・・
(→) 1位: 阿部サダヲセット
(→) 2位: コミックセット
(↑) 3位: 古田新太セット
(↓) 4位: 復活セット
ということで、「阿部サダヲセット」を1月の注目商品としてキャンペーン期間延長することになりました!
応援してくださった皆さま、ありがとうございました!ワタシも応援してたセットだったので、やっぱりウレシイですね。
しかし、スタート当初は「復活セット」が2位だったんですよね。
それが最終的にこういう結果になるとは。ドラマティックでした。
また機会があったらこういう企画やりたいと思います。
「これをセットにして!」や「こういう企画やって!」などがありましたら、どしどしお寄せくださいね。
●→ 期間延長決定!15%OFFのお得なセット
「阿部サダヲセット」のページ http://www.e-oshibai.com/abe/
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12月は芝居の上演が多いですよね。
先日、中学からの友人が出演しているということで、「電動夏子安置システム」というところの公演に行ってきました。
去年も観に行ったのですが、最初の印象では「壮大なコント」って感じ。これはヨーロッパ企画でも感じたことなのですが、肩肘はらずに楽しめて良いカンジです。
前回はかなり笑わせてもらったので、今回も楽しみに行ってまいりました。
いやー、今回はすごかった!ビックリしました。
もちろん、笑い満載で楽しかったのですが、踊りや殺陣がかなーり本格的でした。
シアターモリエールという、今年4月に劇団、本谷有希子が『乱暴と待機』を上演した劇場。そんなに大きくないのですが、その小さな舞台の上で4~5人が格闘してるんですよ。しかも如意棒みたいな長い棒や中国の刀剣まで使って。
その殺陣が速い!長い!でも、スムーズ!
そのほか、舞台上で何箇所も動きがシンクロしたり、会話のテンポも緩急自在。アドリブコーナーもきっちり笑えたし、かなりお稽古したんだろうなーという感じでした。
前売1500円でした。やすっ。映画より安い。
2時間半たっぷり笑ってドキドキして、いやー、こりゃおトク!でございました。
次回公演は5月だそうで、これも楽しみです。
それにしても「電動夏子安置システム」って変わった名前ですよね?
どうやら「夏子」さんは毎回タダで観られるらしいです。全国の夏子さん、いかがですか?
ということで、年明けの「古畑任三郎 ファイナル」が楽しみな店長でした。
松嶋菜々子さんの回は、あっと驚く展開になるそうですよ。
ではでは、よいお年を~。
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2005年12月16日
■ やっぱり、すごいなぁ。
皆さま、こんにちは。店長です。
いやー、やっちまいました。風邪ひきました。実に10ヶ月ぶりです。
おかげでせっかく買った「加賀鳶 純米大吟醸 にごり酒 生」(ちなみに日本酒)の味もよくわからない。
分からないけど、封を開けてしまったので毎晩せっせと呑んでます。百薬の長ですし。昨日のツマミは餃子でした。なんか合わない気もしまし


