HOME > お仕事拝見 > 第8回作曲家:岡崎司さん 前編
ちょっと聞きたい あんなこと・ こんなことは、 当コンシェルジュまで
いよいよ音楽を作る作業に入ります。使用しているのは、数多くのシンセサイザーやシミュレーター、そしてなくてはならないのがパソコンです。これらをどのようにして使って作業していくのか、機材を紹介しながらご案内します。
エレクターにビッチリ詰まった機材。シンセサイザーが中心です。更にPCの中にもソフトでシンセが入ってます。
ミキサー。写真に写っている数多くのシンセサイザーをまとめるもの。それからコンピューターに送ります。
エフェクター。リバーブ(音に残響や余韻を与えて奥行きのある音像を作り出すこと。)をかけたりするのに使用します。
PCに向かう岡崎さん。モニターの前にはキーボードがあります。が、実際に曲を書くときには、マウスでクリックしながら音をひとつずつ作っていくのです。キーボードで演奏して入力するより弾く強さを変えたりずらしたりと細かい作業がしやすいこともあり、書いた方が最終的には短い時間でできるそうです。
でも、ちょっと弾いて見せてくれました!
音楽のでき方
メロディーは、基本的にはロック系はギターで、バラード系はピアノで作っていきます。共にまずは頭の中に浮かんだものを演奏して決めるという作業です。それが思いつくまでが大変だとか。時にはギターをピアノに、ピアノをギターに持ち替えてみたりしています。ちなみにロック系はリフ(リフレインの略。ギターで弾く2〜4小節からなる短めのフレーズの繰り返しのこと)を優先して考えるそうです。2日悩んでリフができれば、後はそこから10時間くらいで完成します。リフが頭の中で浮かんだらすぐにそれを打ち込んでいきます。それから組み立てていき、ひとつの曲を完成させていくのです。
自宅作業の利点と欠点
利点:いつでも作業ができる。思いついたら即PCに向かって作業に入ることができる。
欠点:誘惑が多いので集中しにくい。スタジオに入るとテレビもDVDもビデオも無いので集中できますが、家ではリフレッシュすることはできるが、それと共に誘惑も数多く存在します。一方、スタジオでは、窓もなく閉ざされた空間での作業となります。一人きりになることも無いので、煮詰まった時に「浮かばねーっ!」と叫んだりすることができません。それよりも気兼ねなく仕事もできるので、岡崎さんは自宅作業があっていると思っているそうです。