HOME > お仕事拝見 > 第8回作曲家:岡崎司さん 前編
ちょっと聞きたい あんなこと・ こんなことは、 当コンシェルジュまで
制作期間
舞台音楽が出来上がるまでには、1ヶ月半かかります。特に劇団☆新感線の作品の場合は、大きく分けて3つの曲で全体の出来が決まります。オープニング、エンディング、スケッチ(クライマックス辺りで、音楽だけで役者が動いたりするところ。劇団☆新感線独特の盛り上がりのシーン。【例】『阿修羅城の瞳』→「夢桜」、『髑髏城の七人1997』→「風になって」などがかかるところ。)の3つです。この3曲で1ヶ月半の内、1ヶ月を費やしてしまいます。それだけ、重要な曲だということでした。「最初の1ヶ月はこの2〜3曲で終わっちゃう。今回もそうでした。2月でぼくは2曲しか書いてない・・・・・・」と泣き笑いしていました。これらの曲ができるまでは1日5〜6時間ペースで作業をしますが、この時点で日数がかかってしまうので、残りの曲は1日12〜13時間かけるそうです。「イメージになる2〜3曲が確立されれば、そこからはまあまあ走り出せるのですが、そこに行き着くまでに時間が掛かる。」(岡崎氏談)
岡崎さんは、自宅の一室が仕事部屋となっています。お部屋の中を隅々まで拝見しながら、作業に関してお話を聞きました。
作業に入る前の儀式?
新しい舞台の音楽を作る時には必ず、まず楽曲リストを作成して印刷します。何故わざわざ印刷するのか?これは、一曲完成するごとにマーカーでチェックをしていくと、達成感がかなり違うという事です。 次に楽譜入れ用ファイルを作ります。毎回必ず新しいファイルを作るそうです。 そして、部屋の入り口付近に、公演チラシを貼ります。取材日は『髑髏城の七人』の作業中でしたので、アカドクロのチラシが貼ってありました。
作業中の一日
最初のうち、起きてる間は散歩以外はずっと作業に入ってます。でも、インターネットをしたり寝たりもあるので、最初は5〜6時間くらいが実質的な作業時間です。徹夜作業などもあるのだろうかと思い尋ねてみると「徹夜はほとんどない。寝ないとかえって頭が働かないので。煮詰まったら寝る。起きるとだいたい別のアイディア浮かんだりするから。そのまま考えててもあんまいいことない。あと、歳かな(笑)。徹夜すると結局次の日終わるから、一緒のことなんだよ(笑)。」とのこと。